医療安全研修
2025年8月23日R7年8月20日に院内で医療安全研修を行いました。
研修内容は「看護におけるKYT」~安全な医療現場をつくるために~でした。
「KYT」とは危険予知トレーニングのことで、職場や作業における潜在的な危険を予測し、事故や災害を未然に防ぐための訓練のことです。「KYT」は住友金属工業(現在の日本製鉄)が開発した手法だそうです。1970年代に日本の労働災害が増加し、より効果的な安全対策の必要性が高まったことから、その後製造業、建設業、医療業界など業種を問わず幅広く使用されてきたものです。
今回の研修はグループ内でディスカッションし、発表するという内容でした。参加者は看護師以外にも生活支援員、栄養科、事務、そして当院2階にある病児病後児保育「ひまわりルーム」からと多職種が集まり意見を出し合いました。難しい医療知識だけではなく、職員一人一人の気づきで入所者様、職員の安全を考えることができ、とても有意義な研修となりました。

今回医療安全についての研修でしたが、他にも感染対策やサービス、虐待防止などの院内研修や、外部からの講師をお招きしてのマナー研修などの、他にも色々な研修を行っています。
今後も、これらの研修をとおして日々を振り返り、よりよい看護、生活支援を続けていきます。